研究成果を修士課程公開講演会にて発表しました

市基グループでは、AKIDSラボの研究活動の一環として、神経発達症のある子どもを対象とした運動介入に関する研究成果を、2026年1月に開催された修士課程公開講演会にて発表しました。

本研究は、発達支援の現場において近年注目されている「運動」と「認知機能」の関係性に着目し、運動プログラムにゲーム要素(エクサゲーム)を取り入れた場合の影響について検証したものです。
研究の結果、注意や抑制といった一部の認知機能において、短期的な向上がみられる可能性が示されました。

一方で、行動面や社会的適応といった日常生活に直結する力については、単一の介入や短期間の変化だけで評価することは難しく、時間的な積み重ねや生活文脈、人との関わりが重要であることも示唆されています。
これは、発達が身体・感覚・認知・情動・社会性といった複数の要素の相互作用によって育まれるものであるという、近年の発達支援の考え方とも一致するものです。

市基グループおよびAKIDSでは、こうした研究知見を踏まえ、「その場でできること」ではなく、「生活の中で安定して発揮できる力」を育むことを重視した支援の在り方を選択しています。
研究結果をそのまま手法として採用するのではなく、子ども一人ひとりの情動の安定や人との関係性、環境との相互作用を大切にしながら、実践と研究の両面から検討を重ねています。

市基グループは今後も、学術的な知見を継続的に取り入れながら、現場での実践と照らし合わせ、科学的根拠に基づいた発達支援の質向上に取り組んでまいります。

本研究内容の詳細については、下記のプレスリリースをご参照ください。
なお、本件に関するお問い合わせは、市基グループまでお願いいたします。

▶AKIDSラボとは